施設基準に関するご案内
当院では、安心・安全で質の高い歯科医療を提供するために、厚生労働省に届け出を行っている各種「施設基準」を満たしております。
以下は、当院が取得している主な施設基準とその内容です。
歯科初診料の注1に規定する施設基準(届出番号:第3042号)
初診時において、医療安全管理体制や感染対策、個人情報の適切な管理体制を整備している歯科医院が対象です。当院では、患者さまが初めてでも安心して受診いただける環境を整えています。
歯科外来診療医療安全対策加算1(届出番号:第2796号)
診療所内で偶発症や緊急事態に対応できるよう、安全対策のための体制・教育・医療機器(自動体外式除細動器など)を備えている歯科医院に認められる加算です。
歯科外来診療感染対策加算1(届出番号:第2927号)
診療器具の滅菌・交換や院内感染防止のためのガイドラインに準じた対策を講じ、清潔で安全な診療環境を整備している歯科医院であることを示します。
医療管理体制加算(届出番号:第479号)
院内における医療安全、感染対策、衛生管理、職員研修などの体制を一元的に管理し、継続的に医療の質を向上させる仕組みが整っていることを示す基準です。
口腔管理体制強化加算(届出番号:第987号)
病気や加齢でお口の機能が低下している方に対し、定期的な口腔管理を行う体制が整った医院に認められる加算です。医科との連携も重視されています。
歯科疾患在宅療養管理料(歯援診2)(届出番号:第1047号)
在宅や施設で療養されている方に対し、継続的な口腔ケアや処置を行う体制を備えた歯科医院が対象です。当院では医師・看護師等と連携しながら支援しています。
在宅療養支援歯科診療所(歯訪診)(届出番号:第557号)
通院が困難な方のために、ご自宅や施設に訪問して歯科治療を行う体制が整っていることを示す施設基準です。地域に根ざした訪問歯科診療を提供しています。
咀嚼機能検査(その1)(届出番号:第6号)
食べ物を噛む力や咀嚼の機能を正確に評価するための検査体制が整っている施設が対象です。義歯や補綴物の調整、リハビリテーションにも役立ちます。
咀嚼能力検査(届出番号:第6号)
食品を実際に噛んで測定する「グルコース法」などを用いて、患者さまの咀嚼能力を数値化・評価し、適切な治療や指導に活かすことができる体制を備えています。
歯科筋電図検査(届出番号:第31号)
咬筋や側頭筋などの咀嚼筋の筋電活動を記録・分析し、噛み合わせの状態や筋肉の過緊張、食いしばりなどの異常を客観的に診断するための検査体制です。
手術用顕微鏡加算(届出番号:第65号)
高倍率のマイクロスコープ(手術用顕微鏡)を使用して、根管治療や歯周外科、精密形成など、より高精度な治療を提供する体制を整えています。
口腔粘膜処置(届出番号:第44号)
口内炎、白板症、扁平苔癬などの粘膜疾患に対して、医科との連携や病理検査を含めた診断・処置が可能な体制を整えています。
歯科技工所との連携1(届出番号:第555号)
当院は、院内外の歯科技工士と緊密な連携体制を取り、より精度の高い補綴物(被せ物・入れ歯など)を提供しています。
光学印象(届出番号:第296号)
従来の粘土のような材料を使わず、口腔内を3Dスキャンすることで型取りを行うデジタル印象システムを導入し、快適で正確な治療を実現しています。
CAD/CAM冠・インレーに係る施設基準(届出番号:第4548号)
保険適用で白い被せ物・詰め物(CAD/CAM冠・インレー)を提供できる施設です。審美性が高く、金属アレルギーの方にも安心です。
歯科技工体制(届出番号:第311号)
補綴物の製作に関する施設基準を満たし、信頼できる歯科技工士との連携のもと、質の高い技工物を患者さまに提供しています。
歯周組織再生誘導材料加算(GTR)(届出番号:第268号)
歯周病によって失われた歯周組織を再生させるための「GTR法」に対応した治療体制を整えており、重度の歯周病にも対応可能です。
顕微鏡下根管切除術(届出番号:第63号)
マイクロスコープを用いた精密な外科的根管治療(歯根端切除術)に対応し、難治性の根尖病変にも的確に対応できる体制があります。
手術用照明加算(届出番号:第96号)
視認性の高い手術用無影灯などを使用することで、処置の精度・安全性を向上させています。主に外科的処置の際に用いられます。
クラウン・ブリッジ維持管理料(補管)(届出番号:第5550号)
保険適用の被せ物やブリッジなどの長期維持を目的として、定期的なメインテナンスや管理体制を整備している医院に認められる基準です。