入れ歯

入れ歯治療は、歯を失った患者さまの生活の質を向上させるための重要な治療です。
当院では、患者さまに寄り添った丁寧なカウンセリングと最先端の技術を駆使して、快適で満足度の高い入れ歯治療を提供することを目指しています。
見た目の美しさだけでなく、使用感や耐久性にもこだわり、一人ひとりのライフスタイルに最適な解決策を提案します。 入れ歯に関するどんなお悩みでもお気軽にご相談ください。
院内技工士が3名在籍

当院には、高い技術を持つ院内技工士が3名在籍しています。
技工士が院内にいることで、以下のような利点があります。
迅速な対応
修理や調整が必要な場合、外部の技工所に依頼する必要がないため、その場で迅速に対応が可能です。
例えば、入れ歯の一部が破損した場合でも、即日修理が可能なケースが多く、患者さまの通院回数や待ち時間を減らすことができます。
細やかな調整
患者さまのフィードバックを直に受け取り、技工士がその場で微調整を行います。
これにより、フィット感や快適性が大幅に向上します。
高品質な仕上がり
熟練の技工士が最新の技術と材料を駆使して製作するため、耐久性が高く自然な見た目の入れ歯を提供できます。
義歯(入れ歯)の種類
当院では患者様の暮らしがより良いものになるよう、適合精度の高い入れ歯をお作りしています。
保険適用のレジン床義歯から自費の義歯まで、さまざまな種類の入れ歯を取り扱っています。
金属床義歯

歯茎に触れる部分が強度が高い金属で作製された入れ歯です。
厚さを薄く処理することが可能なので、レジン床でみられるような「話しにくさ」が改善できます。
また、従来の保険の入れ歯(プラスチック)で歯、歯を揺らしたり歯や歯ぐきを傷めるリスクもありましたが、金属床義歯は歯を揺らしにくいので残っている歯にやさしいという特徴もあります。
![]() 保険の入れ歯 |
![]() 金属床義歯 |

部分入れ歯の場合、残っている歯への負担を軽減できます。
当院の患者さんは約80%が10年以上使用しており(保険義歯は3年程度)、長期に使用できるため経済的です。
金属床義歯のメリット
残っている歯への負担を軽減。
強度があるので、厚さを1/3〜1/4にすることが出来ます。
汚れにくく、清潔。
薄いので違和感が少ない。
バネを見えにくくすることが可能です。
食べ物の熱さ・冷たさを瞬時に伝えることができます。
ノンクラスプデンチャー

歯に入れ歯の金属がかからない入れ歯です。
通常の部分入れ歯と異なり金属の留め金のないので、金具が外から見えません。口元を気にせず笑顔が作れます。
また金属アレルギーの心配もありません。柔らかい素材なので歯茎へのなじみが良く、従来型の入れ歯よりフィット感が向上します。
シリコン義歯

シリコン義歯とは、入れ歯の裏面の歯茎にあたる部分を「生体用シリコン」というゴムのようなクッションで覆うことで、歯茎への当たりを柔らかくするとともに高い吸着力を実現した、新しい技術を用いた入れ歯です。
シリコンが入れ歯と歯茎の間に入り、クッションのような役割を果たしてくれますので、歯茎にかかる圧力を軽減し、噛んだときの痛みをやわらげてくれます。
また、シリコンが吸盤のような密閉性を生み出して歯茎に吸着しますので、食事のときや話をするときに外れにくくなるだけでなく、入れ歯と歯茎の間に食べ物が詰まりにくくなるというメリットもあります。
マグネットデンチャー(磁性アタッチメント義歯)

マグネットデンチャーとはバネの代わりに磁石の力で固定する入れ歯です。
歯根に「キーパ」と呼ばれる磁性の金属を取り付け、入れ歯にも小型の磁石を埋め込み、この2つの吸引力で入れ歯を吸着させます。
バネを使用しませんので審美的にも優れ、また周りの支えとなる歯に負担をかけたり、痛めてしまうこともありません。
取り外しも簡単にでき、お手入れも簡単にできますが、磁石を使用しているため心臓ペースメーカなどを装着されている方は使用できない場合があります。
インプラント義歯(インプラントオーバーデンチャー)

インプラント義歯とは、現存した歯やインプラントを入れ歯で覆いかぶせ、それらの歯やインプラントを支持として使う入れ歯の事で、「インプラントデンチャー」や、「インプラントオーバーデンチャー」とも呼ばれたりします。
通常の入れ歯は粘膜で噛む力を支えますが、インプラント義歯は、歯やインプラントで噛む力を支えるため、粘膜だけで支える通常の入れ歯よりも支持性が上がり良く噛めるようになるのが最大の利点です。